緑豊かな森と、これからの暮らし
/住まいのストーリー/
大阪府豊能郡豊能町ときわ台に建つ、素敵な木の家のご紹介です。
施主さまは20代のご夫婦と2人兄妹のご家族で、人生で2度目のお家づくりでした。1度目は建売で購入されたお家で、その時はそれでよかったけれど、だんだん自分たちの理想のお家が欲しくなり、ご主人が弊社スタッフ・野本の前職の後輩だったこともあり、弊社へ相談しにきてくださったことが2度目の家づくりのきっかけです。
当初は大阪の南の方がご夫婦の地元で、そちらでのお家づくりを検討しておられましたが、自分たちのやりたいことや暮らしを考えていく中で、土地の広さや自然の豊かさに惹かれ、ときわ台という場所で、これからの人生を生きていくと決断されました。出会った土地は郊外ならではの緑豊かな環境で、広いお庭と、のびのび遊べる山が近くにある、とても素敵な敷地です。
そんな素敵な場所にプランさせていただいたのは、1階にリビング、2階に水回りがあるプランで、1番の特徴は、外のお庭とつながる土間キッチンです。玄関に入ると、土間が奥まで続き、まずはバスケットボールが好きな旦那さまのシューズやボールが綺麗に並んだショップのような空間がお出迎えしてくれます。その先に奥さまのこだわりが詰まった土間キッチンがあります。板土間に設置したステンレスのシステムキッチンに立つと、大きな窓から裏庭につづく緑豊かな森を眺めることができます。どこからも光が優しく入り込み、外と中が緩やかにつながるLDK。家族みんながのびのびと過ごせるお家になりました。
キッチンや洗面に飾られている紫陽花(あじさい)は、ご近所をお散歩されている際に、紫陽花を切っているおばあちゃんと遭遇し、いただいたそうです。他にも、夜はすぐ近くの公園に家族みんなで飲み物を持ってお花見に行ったり、虫をとって育てたり、お庭で晩御飯をたべたりと、何気ないこの日常こそが、郊外で暮らすと決断されたから得ることのできた豊かな時間であり、そこから生まれる新しい家族との関わりや過ごし方だと感じました。