台形の狭小地に建つ木の家
/住まいのストーリー/
池田市井口堂に建つ、素敵な木の家のご紹介です。
シンケンスタイルに憧れた、20代のMさんご夫婦の家づくり。出会いは2021年の春、ホームページからお問い合わせいただき、モデルハウスにご夫婦でお越しくださいました。キャンプが好きなMさんとテントの話や、僕たちも大好きな鹿児島のシンケンの家づくりのことで盛り上がったことを覚えています。
私たちも10年以上前から何度も迫さん率いるシンケンの仕事をみさせていただき、考え方や、生き方、会社のあり方、人生について、学ばせてもらっています。(日本一の工務店と称されるシンケンさんについてはこちらのブログ『シンケン・迫さんから学んだ家づくりの思想』をごらんください)
そんなシンケンさんが大好きなMさんご夫婦でしたから、私たちの家づくりに対する考え方にもすぐに共感いただくことができました。
土地探しからお手伝いさせていただきましたが、ご希望の条件が『北摂エリアで、よい暮らしがおくれる土地であれば大丈夫です!』という、探すエリアも広く、条件もそれほど厳しくない理想的な土地探しの条件でしたので、土地は比較的すぐに見つかりました。古家付の変形地(台形型)で、一般の方にはなかなか決断しづらい土地でしたが、僕たちの方で、価格や広さ、今回の家づくりの総予算、ご夫婦のライフスタイルを総合的に考えると、良い土地でしたので、お勧めさせていただきました。プランの方は田中工務店のスタンダードスタイルともいえる、2Fリビング+半外空間のある住まいとなっています。
『間取り』から『窓取り』へ。とはシンケンさんの言葉ですが、適切な場所に適切な窓をとれるかどうかが住み心地を左右する大きな要素になります。今回の土地も、4方を家に囲まれた建て込んだ住宅地でしたが、東方向への抜けを生かすことができるプランにできたことが決め手だったと思います。この場所で、Mさまご夫婦が過ごされる楽しい日々の積み重ねの先に、豊かな人生が待っていることを確信しています。