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賃貸マンションリノベーション

卒業制作:301 project

<concept>
風が見える暮らしの提案
アフターコロナの世界に生まれる新しい賃貸マンション

 

はじめに。

あなたにとって暮らしに大切なものは何ですか?

2020年、 私たちの生活は新型コロナウイルスの影響で大きく変化しました。 お家で過ごす時間が長くなり、 今までとは違う生活様式にストレスや悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。 私もその一人です。

 

私は賃貸マンションで一人暮らしをしていたので、 狭い空間に一人、 息が詰まるような感覚と、 慣れないリモートをどこから映そうかなど今までになかった悩みが生まれてきました。今までは学校や仕事に行き、外に飲みに出かけたり、友達と遊んだり、ほとんど寝るためだけの場所であったマンションの一室が、今はそれだけじゃない、一日を過ごすための大切な役割を担う空間へと変化しているのだと身をもって感じました。

 

そんな時、 田舎の実家に帰省しました。
バルコニーで学校の課題をしたり、夕ご飯は家族で BBQ をしたり、友達とお酒を飲みながら話したり・・・

今までは何の気なしに当たり前のように過ごしていたけれど、外の風や光の気持ち良さや、人とつながれる嬉しさ、自然が暮らしにこれほどの豊かさを与えてくれていたのかと改めて考えさせられました。都会の賃貸マンションでも同じように過ごすことはできないだろうか。この想いが今回の卒業制作を考えるきっかけになりました。

 

これからの時代の暮らしに本当に必要なものは何なのか。私が考える豊かな暮らしを送るための大切な要素を詰め込んだ作品です。

 

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「301」卒業制作を終えて

卒業制作のコンセプトは、「風が見える暮らしの提案~アフターコロナの世界に生まれる 新しい賃貸マンション~」です。 賃貸マンションに半外空間を作ることで、こんな時代だからこそ、外とつながり、人とつながることができると考え、制作しました。 私は「301」を通して、たくさんの人の力を貸していただいて完成出来たこと、こんな素晴らしい経験ができたことから、特に人とのつながりを実感しました。一番の想いは感謝ですが、その中で私が学ばせていただいたことをレポートします。

 

はじめにプランニングでは、経験と知識の量が大切だということと、固定概念に囚われずに一回やってみる精神が大事だと感じました。

私がプランを考えている時、出来るだけ空間デザインゼミの中で先生がおっしゃっていたことや、課題で指摘された部分を意識してやろうと思っていましたが、それの使い時が今じゃない部分もあり、知識不足でその程度の発想しかできませんでした。しかし、宝川さんに質問するといつもおー!っとなるような新しいアイデアを出してくださって、初めはセンスがいいなと思っていましたが、経験と知識を深めればいいのだと学ばせていただきました。少し本を見るだけでも新しい間取りができて、とても楽しかったです。

 

それに加えて、宝川さんの自由な部分から、固定概念に囚われないことが、次の一歩へつながることを知りました。ずっと同じところで悩んでいても進まないから思い切って動かし てみて、こんなのも面白いよね、と言える大人になりたいなと思いました。 そのおかげで、はじめは外空間に向けてキッチンを配置することにこだわり、なかなか進めなかったけど、玄関側の窓に向けてキッチンを配置することで、スッキリしただけでなく、結果的に夕方にちょうど料理をする頃、気持ちのいいキッチンの配置に仕上がりました。

 

施工では、本当に大工さんや職人さんがかっこよく、この仕事を見ることができてよかったと心から思いました。毎日寒い中、細かいところまで丁寧に施工してくださっていることは、今まで感じて暮らすことがなかったので、こういう方たちのおかげで素敵な空間があることを知れて、より空間を大切に思えるようになりました。私は図面を考えることに必死になり過ぎていましたが、大工さんたちからしたら、もっと細かい部分まで指定がないと施工に困るということや、電気図や、水道をどこに通すかなどを決めないと施工ができないという、当たり前のようだけれど当たり前だと思えていなかったことに気づきました。それを管理してくださり、さらにそれだけでなく、家具のアドバイスまでくださっていた佐和田さんは本当に偉大な方だと思いました。施工を通しては、大工さんや職人さんたちにやりたいことをしっかり伝えることと、この方たちのおかげで家ができているという感謝を忘れずにコミュニケーションが取れるようになっていきたいと感じました。

 

完成までの何日間は本当に怒涛で、とくにアールの部分が大変だったことを見て、やりやすいように考えられなかったことに反省しました。しかし、中村さんが「今はやりやすさは考えずにやりたいようにやっていいと思うよ。じゃなかったら守りに入っちゃっていい空間ができないと思うから」とおっしゃってくださったことや、冷蔵庫が入らず正直焦っていた時に、春貴さんが「設計するときは余裕みて寸法とることが大事やね、学んだね。」とおっしゃってくださって、反省することは沢山ありましたが、これをどうやって 4月からの仕事に活かせるかを考えていくことが大切だと改めて思いました。大工さんや職人さんは厳しい方が多いイメージでしたが、立花さんや、幸夫さん、浩三さんなど田中工務店のみなさんは、いつも挨拶に行くと「いい感じになってるね~」とおっしゃってくださり、こんな良い方達にお家を建ててもらえる人は本当に幸せな暮らしができるなと思いました。

 

途中で、もちろん私 1 人でできることはありませんが、301 は私の卒業制作であるのに、こんなにやってもらっていて大丈夫なのか?と時々心配になることがありました。それを勇気づけてくれたのは野本さんでした。初めての壮大な計画にどうして良いか分からない気持ちの時、「あの 3 人は本当すごいよね、最強よね、だから俺は自分しかできないことって何やろっていつも考えとるんよ」と野本さんがおっしゃってくださいました。その時に、今の私ができるのは、見て、頼って、学ぶことで知識と経験を身に付けること。そして、卒業制作として他の誰にも負けないように仕上げることだと強く感じることができました。

 

きっとこれからもその時々で自分がやらないといけないことが変わってくると思いますが、 田中工務店で自分しかできないことは何かと常に考えて、この言葉を思い出しながら、次のステップに成長していけるように努力したいです。 卒業制作の審査会のプレゼンの時では、努力の第一歩として、自分で完璧だと思えるプレゼンができました。

 

最後に、この作品を作らせてくださった弊社代表の田中さんがいつも『人生の差は求めたものの差』ということをおっしゃっています。私は求めたら、田中さんをはじめとする沢山の方のおかげで本当に想像以上の結果が手に入りました。でも、それは私が求めたからだけじゃなくて、田中さんたち受け止める側の器の大きさが絶対に絶対にあります。なので、私もこれから誰かと接する時、応えたい!と思ったらとことん求められたことに応えられる人でありたいです。

 

私は「301」を作らせていただけたことで普通では絶対出来なかった学びをさせていただき、こんな二度とない経験を大学生活の最後にできたことが、私の人生の財産になりました。そして、4年間の学びの集大成の場所を、これからの人生の原点の場所として、新しい道に自信を持って進んでいこうと思えました。本当にありがとうございました。

 

2021年1月 / 波岡 梨乃

301を作ってくださった皆さん

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