北海道の建築家、井端明男先生に学んでいます^^
その名も「井端道場」
先日も神戸空港から新千歳空港へ。
電車で札幌駅を経由し岩見沢駅へ。
2022年3月からほぼ月一回のペースでの開催。
今年に入ってもう4回目。
こんなに北海道に来ることになるとは思ってもみませんでした^^;
やはり毎回、たくさんの学びがあります。
自分にとって初めて住宅設計を学んだのは秋山東一先生。
30歳の頃から秋山先生に学んだことを実践して10年。
そして、今は井端明男先生に学んでいます。
自分の中での解釈は、
秋山先生に学んだことは、
建築を人の体にたとえるならば、
筋肉や骨の部分。
土地をどう読むか、土地のどこに、どう建築を配置するか。
その建築の基本的な空間のあり方。
しつらえのあり方。
そして建築の楽しさや素晴らしさ、豊かさ。
井端明男先生には、
皮膚の部分や、表情、装い、髪型、、
少し変な例えですが、そのようなことを学んでいると思っています。
井端先生は以前、
「店構え」というのはみんな気にするけど、
「家構え」ってあまり聞かない。
でも僕は大切だと思っているんです。
とおっしゃっていました。
建物のプロポーションであったり、佇まい、
というのはもちろん気にして設計はしていましたが、
「家構え」という言葉にはハッとしました。
やはり個人の住宅でも街並みの一部であると同時に、
「その家にしてその家族あり」というようなものであるべきだろうと。
そこで暮らす家族のライフスタイルや趣味嗜好、価値観に合わせて、
プランニングをすることの楽しさ。
玄関に至るアプローチや、ガレージと玄関の関係性、
デッキや庭、アプローチを豊かにデザインする引き出しをたくさん持つこと。
秋山先生の骨組みに、井端先生の装いを着せる。
そんなことを学んでおります。
この両方を身につけることができれば、
もっと豊かな暮らしを、もっとたくさんの家族にお届けすることできる!
と確信しています^-^
今回は3回目の訪問となる岩見沢の週末住居。
やはり3回目でもたくさんの学びがあります^^
今回は3回目の訪問ということもあり、
初心を思い出し笑
ちゃんとプランを描き起こしてみたりしました。
そしていつものことながら、
井端先生に色々と気になることを質問。
北海道は遠いですが、
直接先生の考え方や価値観、
物の見方を感じれるのは本当にありがたいです。
北海道という大地の豊かさ、厳しさ、、
これも建築に直結していて、
学ぶべきことが多いです。
そしてなにより、
[道場]ですから、
即日設計をやります。
今回の僕のプラン↓
井端メソッド
・立面図や断面図には人を描く
(自分自身でスケール感を確認したり、イメージしてもらいやすくするため)
・人には色を塗る
(人っぽく見せる有効なテクニック)
・楽しい暮らしがイメージできる表現にする
井端先生の今回のプラン↓
即日設計のポイントは、
9:00から12:00の3時間で構想からこの状態まで仕上げるということです。
みんな同じ土俵で取り組めるので、
先生と自分との実力差を肌で感じることができます。
(これが嫌でやらない人も多いです笑)
着るものや身に付けるものでもそうですが、
基本的な形があった上で、
はずしのテクニックが生きる。
というのがあると思うんです。
ハイブランドで固めた、どう!
っていうファッションではなく、
シンプルなんだけど清潔感があって、
自分らしさもあって、さりげないオシャレさ。かっこよさ。
井端先生の建築にもそのようなところがあると思っていて、
井端先生の価値観や考え方を少しでも吸収できるように、
しばらく北海道に通い続けたいと思ってます笑
すべての人に、豊かな人生を。
チーフプランナー
1981年1月29日生まれ/兵庫県姫路市出身
和歌山大学大学院卒
趣味:建築巡礼、糖質オフ、ゴルフを少々
<プロフィール>
2011年に高校の同級生だった妻と結婚し、3年間賃貸マンションで暮らした後、2014年に自宅を建てました。2019年末からミックス犬のうに(♀)ちゃんを家族に迎え、愛犬家としての人生をスタートしております。自宅の様子や訪問した建築、うにの様子をインスタグラムにのせているので、ご覧になってみてください^^
最近の楽しみは妻と、うにとの公園めぐりです。共働きなのでできる限り休みをあわせて色んなところにでかけたり、自宅での豊かな時間を楽しんでいます。
建築巡りについては、これまで数え切れないほどの日本全国の住宅を見てきました。最近ではスタッフみんなで、スリランカへ、ジェフリー・バワの建築を巡りました。建築巡りの旅は自分にとって至福の時です。素晴らしい建築を見て、良いと思うところを自分の仕事に取り入れるのが好きです。より良い建築とは、豊かな住まいとは、日々探究しています。
モデルハウスでの相談会、資金計画や土地探し、そして住まいのプランニング。工事のスタートまでは私が主に担当させていただきます。よろしくお願いいたします。