北海道の建築家、井端明男先生に学び始めてはや一年^^
毎回札幌まで通うはなかなかのエネルギーを使うのですが、
たくさんのことを学ばせてもらっています。
井端先生の建築には、いつも心を動かされるものがあります^^
シンケンの迫社長がおっしゃる所の、
その塩梅を掴むために通っているといっても過言ではありません。
(このブログのアイコン写真や、↑の立面はIBATA先生のスケッチになります。)
前回の井端道場の様子はこちらより^^
北海道の建築家・井端明男先生にに学ぶ井端道場とは
2022年の3月よりスタートした、住宅設計に特化した学びの場で、
建築ツアー+住宅即日設計+講評会を1泊2日(たまに2泊)で行うというものです。
井端先生は札幌で大きな設計事務所を率いていらっしゃったので、
先生の作品は住宅がメインというわけではなく、
学校建築から、広場などのランドスケープ、駅、美術館、図書館、店舗やカフェなど、多岐に渡ります。
あらゆる用途の建築の設計を手掛けられていますが、
やはりそこには共通するibata ism のようなものを感じます^^
初日は建築見学、(住宅や、住宅でないこともあります)+建築談義をメインとした夕食会、
2日目の午前中は設計課題に取り組み、昼食をはさんで、講評会という流れです。
何度やっても毎回くたくたになるほどハードなのですが、
自分自身の成長はもちろんのこと、
これから若い人たちが、
良い住宅を設計できるように伝えていくことが使命なので、
こういう学びの場は本当に貴重で大切です。
先生の最新作を見学
そして今回は、井端ismが存分にもりこまれた、ホクシン建設の小林さんのお家を見せてもらいました^^
毎回ホストとしてお世話になっている工務店さんです^^
井端道場第一回目の課題敷地だったこともあり、
とても楽しみにしていました^^
井端先生から学んだこと
井端先生はいつも土地を読み、設計を進めるときに、
この敷地のどこで食事をすると気持ち良いか考える、
とおっしゃいます。
景色の良い場所であれば、その景色を最大限たのしめる場所に、
朝日のはいる場所で朝食も良いよね、とか、
庭に面した場所に大きな窓をとって、窓辺のダイニングとかも、、
僕も以前からダイニングスペースは大切に考えてきましたが、
より確信をもってというか、よりそこを軸に考えていくようになっています。
ibata語録
[テーブルにおいて大切なものは素材ではなくサイズである]
すいません、、少し脚色が入っているかもしませんが、そのようなことをおっしゃっていました。
もちろん高級な木材で作るのも良いですが、
テーブルの配置や大きさは適切なものでなければならないと言うことですね^^
具体的には奥行きは800mmでは足りない、
やはり900mm程度ほしいよな〜と呟かれていたことを僕は聞き逃しませんでした^^
あんまり色々とのせるのは気がひけるのですが、
造作家具のひとつひとつのデザインが具体的な寸法をもって決められているのがわかりやすく、
とてもありがたいです^^
造作家具についても井端先生から学ぶところがたくさんあります。
田中工務店の家づくりにも随所にibata ismが盛り込まれています笑
自分たちらしく、より豊かな暮らしを届けるための価値観や考え方をまだしばらく北海道で学んでいきます^^
最後までお読みいただきありがとうございました^^
すべての人に、豊かな人生を。
チーフプランナー
1981年1月29日生まれ/兵庫県姫路市出身
和歌山大学大学院卒
趣味:建築巡礼、糖質オフ、ゴルフを少々
<プロフィール>
2011年に高校の同級生だった妻と結婚し、3年間賃貸マンションで暮らした後、2014年に自宅を建てました。2019年末からミックス犬のうに(♀)ちゃんを家族に迎え、愛犬家としての人生をスタートしております。自宅の様子や訪問した建築、うにの様子をインスタグラムにのせているので、ご覧になってみてください^^
最近の楽しみは妻と、うにとの公園めぐりです。共働きなのでできる限り休みをあわせて色んなところにでかけたり、自宅での豊かな時間を楽しんでいます。
建築巡りについては、これまで数え切れないほどの日本全国の住宅を見てきました。最近ではスタッフみんなで、スリランカへ、ジェフリー・バワの建築を巡りました。建築巡りの旅は自分にとって至福の時です。素晴らしい建築を見て、良いと思うところを自分の仕事に取り入れるのが好きです。より良い建築とは、豊かな住まいとは、日々探究しています。
モデルハウスでの相談会、資金計画や土地探し、そして住まいのプランニング。工事のスタートまでは私が主に担当させていただきます。よろしくお願いいたします。