2児の父親でもある、暮らしのガイド野本です(^ ^)
みなさまご存知のように
私は児童養護施設で
(虐待や経済的理由などにより、家庭養育が難しくなった子どもが入所する施設)
16年間、ケアワーカーとして働きました。
そんな私が
今回はちょっと真剣に
豊かな子育てについて
実体験を基に綴ってみました。
今回は赤ちゃんにフォーカスしてみました。
早速いきます♪
子どもが豊かに育つために必要な土壌とは何か。
それは、喜怒哀楽を
受容してあげる環境のことを指し示します。
全人類に当てはめて考えることができるのですが
人は生まれたとき
泣くことでしか意思表示できません。
ですから養育者は
泣いている赤ちゃんの理由を探るため
抱っこしたり、お乳をあげたり
排泄物を取り除いてあげたり
衣服の着脱で体温調整してあげたり…
とにかく不快な気持ちになっている赤ちゃんを
心地よい状態にしてあげます。
そして泣き止む赤ちゃんを見て
「よかったね〜♪」「お腹いっぱいになった〜?」
「きれいきれいしてきもちいいね〜♪」
「ごめんね、暑かった(寒かった)ね〜♪」
など、養育者は心地よくなった赤ちゃんの気持ちに寄り添い
その気持ちを共有しようとします。
赤ちゃんは「不快な気持ち」を
取り除いてくれる養育者に安心感を覚え
「この人は不快な気持ちを共有してくれる存在だ」
と捉え、その積み重ねにより安心感が生まれ
愛着が形成されます。
愛着とは自分のことが大切だと思える感情です。
この愛着形成こそが
人が豊かに育つ原点といっても決して過言ではありません。
赤ちゃんに限らず
子どもでも大人でも
人は不快な気持ちを共有してくれる人によって
育まれていきます。
「人は人の間でしか成長しない」
赤ちゃんに関わるような気持ちで
他者に関わると
素敵な人間関係が構築されるでしょう。
私はそれを
「嫌な気持ちを共有する」
という言葉に置き換えて
日々、生きています。
人の心は
ロウソクの炎のように
揺らめき動く。
その情動に生を感じる。
すべての人に、豊かな人生を。
GM/暮らしの案内人/アウトドアインストラクター/ファミリープランナー
1982年2月20日生まれ/大阪府豊中市出身
前職:児童養護施設のケアワーカーとして16年間勤務
趣味:自宅のウッドデッキで七輪、キャンプ、トライアスロン、温泉地巡り、各地の美味しいものを食べること
<プロフィール>
2012年、田中工務店で自宅を建てました。その家づくりの経験を通して、お客様のサポートをさせて頂きます。
土地選び、学区・治安、公共・生活環境、実家までの距離etc…家を建てるまでに沸き上がった様々な課題から、家を建てた後によく耳にする「あ〜ぁ…あそこもっとこうしたら良かったなぁ」にならぬよう、実際に自宅を建てて暮らしているからこそ、私にはリアルな暮らし心地をお伝えすることができると考えます。また、暮らしとは家の機能以外にも、建てた後のソフト面、つまり『過ごし方』が大切となってきます。
私は、前職からたくさんのことを学びました。多様化する現代、自分のことや家族・子育・人生観などが大切だと理解していても、なかなか目ではみえにくいことがたくさんあります。それらに関する気持ちや考えも家づくりには大切な要素と考えます。
一生に一度と言われる家づくり、その住まいで『豊かな時間』を過ごしていただきたく、私はお客様の『暮らし』の付加価値の最大化に努めさせていただきます。モデルハウスでは実際の暮らしを体験頂けるよう、しっかりと準備をさせて頂きます。