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波岡梨乃のブログ 2022.02.10

新卒社員が秋山東一先生から直々に学ぶ設計道場の記録!

こんにちは!
tanakakomutenの波岡です^ ^

先日、私が尊敬する田中さん、宝川さん、佐和田さんの大大大師匠である、秋山東一先生の設計道場というものに参加してきました!

秋山設計道場とは

設計道場とは、1日目に実際の設計条件が用意された敷地を観察し、2日目の午前中にそれぞれが思うままに設計し、A3の用紙に手書きで図面を書きます。そのあと午後から、全員が発表を行い、秋山先生直々にご講評いただきます。
全国各地で開催され、各地域の地域性など自社とは違うやり方の様々な工務店の仲間とともに1泊2日で学習する、というものです^ ^

今回は名古屋市緑区にあるコスモホームさんで開催されました!

1日目:課題敷地を現地調査

まずは敷地観察から!

今回の敷地はほぼ全方位が抜けていて、緑豊かな景色が望める場所でした。北側も南側も空き地だったんですが、どちらもお施主様の持ち物らしく、車を止める位置にも縛られることがなかったため、とにかく思いっきり設計できる土地でありました。

課題は、「平家の新しいパターンをつくる」
設計条件として「50代の夫婦2人と、20代の息子さん1人の家族3人が住む平家」というものが与えられました。

田中工務店では地域柄、狭小地で2階や3階がある家が多く、土地が広かったり、平家の家がほぼないので、いつもそういうお家の図面を書いていたため、知識も経験もなく、私にはだいぶ難易度が高い課題でありました。

土地を見て、もうその時点で秋山先生をはじめとするプロの皆さんは、この土地にはこのくらいの大きさのお家をこの場所に建てようと、頭の中で配置計画をイメージされていました。
後々聞くと、秋山先生はこの時点よりずっと前の敷地図を見た時から、配置計画から大体の間取りまで決めていたそうです!

流石すぎます、、、、

とりあえず私は敷地の周りの写真や動画を撮りまくって、何回も見ながらこの土地に自分が住むならどんな家がいいか、、、と想像してみました。

2日目:即日3時間設計

プランを考えます!

しかし、頭の中に写真のようにやりたいことのイメージはあるものの、それをどう間取りに起こせばいいか分からず、なかなかペンが進みません。

実は前の日も、明日のことを考えて、一人でじっくり図面と敷地写真を見てみるものの、なにからしていいか分からず焦って寝られない夜でした^ ^笑

どうしようどうしよう、、、と考えているうちにも周りからペンが走る音だけが聞こえてきて、まるで受験当日に勉強してきた山が外れて問題が解けなくて焦っているような学生のような気持ちになりました。

まずは、南をあけよう。見たい景色のところに窓を設けよう。描いて、消して、考えて、描いて、消して、、、

そうこうしているうちに終了時間が来てしまい、図面も仕上げられないまま、私は自分のイメージ全部を形にすることができませんでした。

秋山先生のプランからの始まる講評

発表と講評が始まりました。

まずは、秋山先生が考えたプランをみんなで拝見します^ ^

おーーーーーー。。。
っとしかいいようがない、
なるほど、、、こういう風にしたら良かったのか、ここが気持ちよさそうだな、良いなこの家、、、と思う圧倒的なプランでした。

この後、発表するの嫌だ、嫌すぎる!!と思いながらも、私の発表です^^;

秋山先生からは、まずは図面をしっかり仕上げることと、何がしたいかテーマを明確にすることのご指摘をいただきました。

どうしてこの場所にこれがあるのか、テーマに沿った意味を持たせないと、ここが気持ちよさそうだなと秋山先生のプランを見て私が感じたみたいな理由が生まれないなと気づくことができました。
このことを秋山先生は、「コンセプチュアルに物事を考える」とおっしゃっていました。

例を挙げるとするなら、デッキをつけるなら、そこで何をするのか、どういう用途が他に考えられるか、そういうことを考えることが大切。
ただ、用途が限られているものもダメで、お施主様自身でさまざまな使い方が可能なデッキにしなくてはいけない、、、ということです。

難しいです!^^;


でも、秋山先生や他の皆さんのプランを見ているとすごく納得するのです。
私も次回は「コンセプシャルに」頑張りたいです!!

他にも理解はしていたつもりでも、各部屋の考え方や玄関土間のあり方など、実際のプランから、勉強になることが盛り沢山で、ここに全部書くにはだいぶ長くなってしまいそうなので、ご興味ある方はお打ち合わせの時にでも聞いてください^ ^

まとめ

とにかく中身が充実しすぎて、学ぶことしかない2日間になりました^ ^
頭にいろんな情報が入りすぎて、終わった後は3日くらい寝たかったです、、、^ ^(笑)

私は大学で建築学部だったわけでもなく、もちろん特別建築について特化した趣味や取り柄があったわけでもなく、なにもない状態から田中工務店でスタートさせていただいています。

ただ家づくりの仕事が、幸せとかワクワクが集まった、未来に前向きで本当に素敵な職業だなという気持ちがあっただけで、知識も技術もこれから学ばないといけないことがほとんどなのです。

なのでプランナーとして働き始めて、こんな圧倒的な勉強会に参加して、
正直分からないことばっかりで、気持ちと現実がリンクしなくて不安もありました。
ですが、そんなまだプランナーの卵だとも言えない私が、こんな凄い先生の元で、各工務店の社長さん達と共に学べていることが、ほんっとに凄いことで、機会を下さる田中工務店の皆さんに感謝しかありません。

本当に有難うございます^ ^

これからも設計道場や沢山の学びを通して、気持ちだけじゃなく技術も知識もしっかり持ったプランナーになれるよう日々努力していきます!

自分がグングン成長できそうで嬉しい勉強会でした^ ^

最後までお読みくださり有難うございました!

 

すべての人に、豊かな人生を。


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この記事を書いた人

プランナー/2021年4月入社
1998年6月17日生まれ/岐阜県飛騨市出身
近畿大学・文芸学部文化デザイン学科
趣味:建築物巡り、居酒屋さん巡り、ショッピング、高校野球観戦、温泉
<プロフィール>
私は岐阜県飛騨市にある自然豊かな町であたたかい家族のもとに育ちました。高校卒業後、大学に進学するため大阪に訪れ、主にデザインやプロデュースなどの力を身につける空間デザインを専攻し、学んできました。
私が大切にしていることは人との巡り合わせです。それはこれまでの多くの出会いの中で今の自分が形成され、豊かな人生を送ることができているからです。その中で今、田中工務店の皆さんと縁あって巡り合うことができ、さらにこれからの人生が楽しみになりました。
私は育った環境やこれまでの人生で巡り合った人たちのおかげで、人よりも少しだけ感性が豊かになったと感じています。そしてそれが私の長所だと思っています。この長所を生かし私にしかできない役割を見出しながら、多くの人の豊かな人生を彩る家づくりをしていきたいです。よろしくお願い致します。

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