みなさんこんにちは(*^^*)
田中工務店の波岡です。
今回のブログは、
先日、和歌山県にある《株式会社山町商店》さん
という材木屋さんの見学をさせていただいた時の
レポートを皆さんにクイズ形式で
お伝えしたいと思います!
田中工務店のお家づくりに
何といっても欠かせないのが木材です。
山長さんは植林からプレカット加工まで
一貫して行っておられ、
今回私たちは植林されている山、
そして、工場見学をさせていただきました(^^)/
今回、山長商店さんを見学させていただいて
一本の木がどんな風に
私たちのもとに届いているのかを知ることでことで、
勉強にもなりましたし、
木の家の深みをより実感することができました。
お天気はあいにくの雨でしたが、
長靴を履いてまずは車で山へ向かいました!
ではまずここで第1問!
杉とヒノキ、川(水があるところ)の
近くに生えているのはどっち?
正解は杉です!
杉は水が好きな植物なので
山の下の方に生えているそうです!
特に山の入り口付近には小川が流れていて
植わっている木のほとんどが杉の木だそう。
逆に山に上がるにつれて
ヒノキがよく見られます。
ヒノキは杉と違い、
水がないところに生えるのだそうです!
よく杉は木材の中でも
柔らかい方の品種だと耳にしますが
こういう理由だったからなのか!
という発見がありました。
続きまして第2問!
Q.どっちが杉でどっちがヒノキ?
A
B
正解はAが杉でBがヒノキです!
普段なかなか目にすることがないので
難しいですよね…。
写真でわかるように杉の葉っぱはツンツンしていて
ヒノキの葉っぱは平べったいです!
杉とヒノキはなかなか見分けるのが難しいですが、
今度山に行く機会があったら是非見てみてください(^^)/
違いが分かると楽しいです!
続きまして第3問!
家の柱はこの一本の木から何本とれる?
正解は1本です。(とれて2本…)
びっくりですよね、、、
実はこの木がここまで育つのに
約60年かかっています。
もっと言うと100年かけて育つ木もあります。
そんな年月をかけて大切に育てられた木から
たった一本の柱だけが取れて、
その一本が私たちが暮らす家に使われている。
そう考えたら私はなんだか
感動します。
山を下りて次に工場を
見学させていただきました!
ここは貯木場といい、
先程の山から切り落としてきた木を
集めた場所です。
機械で木の皮をはがしています!
ここで第4問!!
木の皮がペラペラはがれやすいA、
木の皮がボロボロはがれにくいB、
どっちが杉でどっちがヒノキ?
A
B
正解はAがヒノキでBが杉です(*^^*)
そして皮がめくれたときにヒノキの方が
少し白っぽいのが分かります!
最後の問題です!!
年輪は名前の通り、
年を重ねるにつれて一周ずつ増えていきますが、
年輪の厚みが中心部分と外側で違いがあるのは
どうしてでしょう?
正解は成長のスピードに違いがあるからです!
木はまだ小さいうちは成長が早く、
中心部の年輪は厚いですが、
大きくなるにつれて
少しずつしか成長しなくなります。
なので外側の部分の年輪は薄いのだそうです。
ちなみに年輪が濃い色と薄い色で
一年かけて一周しているわけは、
冬は成長しにくく硬く濃い色の年輪になり、
夏は雨が降ったり暖かかったり成長しやすい季節なので
水分を含んだ薄い色の年輪になるのです(^o^)
これを「春材」と「夏材」と言うそうです!
みなさんは何問正解できましたでしょうか?
私は今まで木について知らない
ことがたくさんあったので
これを機にもっと知識を付けていけたらなと
おもいました!!
最後に山長商店さんのパンフレットに書かれていた
素敵な言葉をご紹介させていただきます(*^^*)
「祖父が植え、父が育てて、私が届ける。」
木が育って加工されて私たちのもとに届くまでには
沢山の人が関わりながら
何年も何年も時が重ねられています。
この言葉を見たときに、
その重みがとても感じられました。
私は最後にこの木を使って作られた
お家が皆様に届くところを見届けられる
仕事をしているので、
木を育ててくれた方の分まで
そのことの凄さと、木の家の良さを
沢山お客様に伝えられるようになりたいと
心から感じました。
山長商店の皆様ありがとうございました(*^^*)
そして最後までお読みくださり、
ありがとうございました!
すべての人に、豊かな人生を。
プランナー/2021年4月入社
1998年6月17日生まれ/岐阜県飛騨市出身
近畿大学・文芸学部文化デザイン学科
趣味:建築物巡り、居酒屋さん巡り、ショッピング、高校野球観戦、温泉
<プロフィール>
私は岐阜県飛騨市にある自然豊かな町であたたかい家族のもとに育ちました。高校卒業後、大学に進学するため大阪に訪れ、主にデザインやプロデュースなどの力を身につける空間デザインを専攻し、学んできました。
私が大切にしていることは人との巡り合わせです。それはこれまでの多くの出会いの中で今の自分が形成され、豊かな人生を送ることができているからです。その中で今、田中工務店の皆さんと縁あって巡り合うことができ、さらにこれからの人生が楽しみになりました。
私は育った環境やこれまでの人生で巡り合った人たちのおかげで、人よりも少しだけ感性が豊かになったと感じています。そしてそれが私の長所だと思っています。この長所を生かし私にしかできない役割を見出しながら、多くの人の豊かな人生を彩る家づくりをしていきたいです。よろしくお願い致します。