tanaka komuten.の田中です^^
今回は、家づくりで豊かな人生を手に入れるために必要な3本柱の1つ「住まい」から、『自然素材のメンテナンス』についてです。
弊社の標準仕様として、床は無垢材、壁はしっくい左官仕上としていますが、「メンテナンスがかかりませんか?」という質問をよくいただきます。
▲弊社標準仕様のフロア材:ナラ無垢材
▲弊社標準仕様の壁仕上げ材:しっくい左官仕上げ
自然素材=メンテナンスが大変そうというイメージを持ちがちですが、その質問にはいつも、「ぜんぜん掛からないですよ^^」とお伝えしています。
例えば、しっくい壁に、子どもが落書きをした場合は、表面をサンドペーパーで軽く削って頂くと、塗り厚が5mmほどあるので、落書き部分のみ落とせます。
無垢材のフローリングに、コーヒーをこぼしたとしても、自然素材のオイルが塗られているので、布巾で拭いていただくだけで大丈夫です。
子どもがおもちゃを落として、無垢材のフローリングの床がへこんだとしても、濡れ雑巾とアイロンがあれば簡単に修復できます。
大阪の工務店友達の藏家さんの動画をご覧ください。
▲無垢の杉フローリング補修方法
壁紙や木目調の新建材のフローリングは、建てた時が一番美しく、それからどんどん劣化していきますが、自然素材って年月が経てば経つほど味わい深く、美しく育っていきます。
飴色に育った木の柱はとても美しいです。
私は、多少の傷や汚れは、家族と過ごした想い出として、そのままにしておきますね。
子どもがつけた傷を見るたびに、その日の出来事を思い出せるんですよ。
汚れや傷を許せるのが、自然素材のいいところですね。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それでは、また^^
すべての人に、豊かな人生を。
代表取締役
1976年11月19日生まれ/大阪府吹田市出身
京都造形芸術大学卒
趣味:おしゃれなカフェ・雑貨屋・インテリアショップ巡り、仕事。
<プロフィール>
明治14年創業、吹田市江坂の地で代々工務店を営む六代目です。学生時代は芸術に明け暮れていました。家業を継ぎ、建築の家づくりの奥深さに魅了され、住まいをとことん追求していこうと決意。住まいの在り方とは。家族の在り方とは。豊かさとは。生きるとは。四十を越え、家づくりの本質を日々追求しています。
現在は学生の頃からの付き合いのある妻と2人の娘、柴犬2匹(茶と黒)と楽しい日々をおくっています。
この二度とない人生をどのように生きたら、この世に生れて来た甲斐があるのかと自身に問うてみれば、やはり最後は「世のため人のため」にたどり着きます。
では、世のため人のために私にできることは何かと考えますと、自身の価値観を住まいづくりに活かし、ご縁を頂けたすべてのご家族を幸せに導くことだと思うのです。
愛と笑いと喜びに満ちた人生を自らが生き、その人生をより多くの人に伝え、届けていきたい。その想いの元、住まいの本質、在り方をこれからも追求してまいります。