田中工務店・代表の田中です^^
今回は家づくりで豊かな人生を手に入れるために必要な3本柱の1つ、「良好な家族関係」から『暮らしの中での子どもとの係わり方』についてお伝えします。
人間関係を破壊する7つの致命的習慣
子育てって誰も教えてくれないからこそ、悩んだり、葛藤したり、自分を責めたりしてしまいますよね。
子どもが幼いうちは親のいうことを何でも聞いてくれますが、小学生にもなると自我がしっかり目覚め、自分のやりたいことを自分で決めたくなってきます。
親はその時、言うことを効かない子どもを責めたり、しつけ方が悪いのだと自分を責めたり、子どもを非難したりしまいがち。
今でこそ選択理論を学び体得できたことで、子どもに対してイライラしたり、怒鳴ってしまうことがなくなりましたが、以前私は、自分の望む子ども像、『こうあってほしい!』という理想像を現実のものにするために、人間関係を破壊する7つの致命的習慣である、
(1)批判する
(2)責める
(3)文句を言う
(4)ガミガミ言う
(5)脅す
(6)罰する
(7)褒美で釣る
この中の(2)(3)(4)(7)を用いて、理想の子どもに近づけようと、子どもをコントロールしようとしていたなと感じます。
人間関係を近づける身につけたい7つの習慣
しかし、7つの致命的習慣では、人間関係は破壊されてしまうことを知り、身につけたい7つの習慣である、
(1)傾聴する
(2)支援する
(3)励ます
(4)尊敬する
(5)信頼する
(6)受容する(受け入れる)
(7)意見の違いを交渉する
この7つを用いて子どもと接することのできる自分になれるよう、自らの行動を習慣化していきました。習慣化までに1年くらい掛かったと思います^^;
私の子育て失敗例「子どもはコントロールできる」と考えていた
選択理論を学ぶ前の自分の失敗例を挙げると…
土曜日の夜、「明日の日曜日は朝9時に出発しよう!」と家族と約束をしたとします。
次の日の朝、9時前になっても、出発の準備ができていない。子どもはゆっくり着替えている。
『9時に出発している自分の理想』を叶えるために、
「なんで着替えてないの?」(2)責める
「はよ着替えてくれる?」(3)文句を言う
「9時に出る言うたよね」(4)ガミガミ言う
「もう出掛けるの辞めよかな」(7)褒美で釣る
そして、険悪なムードで出発するんですが、車の中の雰囲気は最悪。みんなイライラしてる。せっかくの楽しい休日がパー。こんなことがよくありました^^;
度々、メルマガでお伝えしていますが、自分の正しさをどれだけ手放すことができるのか、このことが良好な人間関係を築く上で大切な考え方になります。
家族関係を良好に保つ秘訣は、別のブログにまとめています。
子どもとどういう時間を過ごしたいのかを考える
自分の本当の望みが、9時に出発することではなく、休日を家族で楽しく過ごすことであることに、その時の自分は気付けていませんでした。
休日を家族で楽しく過ごすためには、私がイライラしていたら絶対に手に入らないですよね。
他人と過去は変えられない。
変えられるのは自分と未来だけ。
私は、変えられない他人(子ども)をコントロールしようとしていました。
だからうまくいかなかった。だから自分を変えることにしました。
人はなぜどのように行動するのか、選択理論で人の脳のメカニズムをしっかり学び、自らの行動を身につけたい7つの習慣に習慣化することで、家族関係を破壊しない『自分』を手に入れることができました。
子どもからしたら「最近、お父さん怒らなくなったな」くらいしか思っていないかもしれません^^
人は変えられない。けど人は変われる。
豊かな人生を手に入れるため、共に人間成長していきましょうね。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
すべての人に、豊かな人生を。
代表取締役
1976年11月19日生まれ/大阪府吹田市出身
京都造形芸術大学卒
趣味:おしゃれなカフェ・雑貨屋・インテリアショップ巡り、仕事。
<プロフィール>
明治14年創業、吹田市江坂の地で代々工務店を営む六代目です。学生時代は芸術に明け暮れていました。家業を継ぎ、建築の家づくりの奥深さに魅了され、住まいをとことん追求していこうと決意。住まいの在り方とは。家族の在り方とは。豊かさとは。生きるとは。四十を越え、家づくりの本質を日々追求しています。
現在は学生の頃からの付き合いのある妻と2人の娘、柴犬2匹(茶と黒)と楽しい日々をおくっています。
この二度とない人生をどのように生きたら、この世に生れて来た甲斐があるのかと自身に問うてみれば、やはり最後は「世のため人のため」にたどり着きます。
では、世のため人のために私にできることは何かと考えますと、自身の価値観を住まいづくりに活かし、ご縁を頂けたすべてのご家族を幸せに導くことだと思うのです。
愛と笑いと喜びに満ちた人生を自らが生き、その人生をより多くの人に伝え、届けていきたい。その想いの元、住まいの本質、在り方をこれからも追求してまいります。