tanaka komuten.の田中です^^
今回は、家づくりで豊かな人生を手に入れるために必要な3本柱の1つ「住まい」から
『その窓の向こうに何が見えますか?』についてお伝えしたいと思います。
モデルハウスに来場いただき、土地をまだお持ちでないお客さまとの家づくりにおいては、一緒に土地探しからスタートいたします。
そして、共に土地探しをさせて頂いたお客さまの住まいは必ず暮らし心地のよい住まいになります。
それはなぜか。
設計者でなければ見えてこない土地の特徴を読み解き、敷地の良いところを最大限引き出したプランをご提案させていただくからです。
・キッチンに立った時にどういう風景がみえるのか
・LDKに陽の光はどのように落ちるのか
・風の通りはよいか
そして中でも特に意識するのが、『その窓から何が見えるか』です。
南面だからといって、大きな窓を設ければ良いというわけではありません。
その窓の向こうにお隣さんの外壁しか見えないのなら設けない方がよいです。
また、人通りの多い道路に面した壁に大きな窓を設けるのもNGです。
人の往来の目が気になって、このように日中レースのカーテンで覆うはめに。
せっかく費用を掛けて窓を設けたのに、もったいないですよね。
では、なぜこんなことがおきるのでしょう?
それは、その窓の向こうに何が見えるのか考えずに設計しているからです。
土地は一つひとつ特徴が違い、周辺環境がまったく同じという土地はこの世に存在しません。
私たちがお客さまと土地探しをする際、敷地の特徴を瞬時に読み解き、暮らし心地がいい住まいが建つ土地か、避けた方がいい土地かを判断しています。
弊社の実例としてご紹介したいのは、豊中市北条町に建つアウトドアリビングの木の家
窓から見える風景を意識しながら、施工写真をご覧いただければ、他社との違いが一目瞭然かと思います。
家づくりの成功の第一歩は、敷地を読み解ける工務店やプランナーと一緒に土地を探すことです。
内覧会や見学会の際には、窓の向こうに見える風景をうまく住まいに取り込めているかどうかチェックされると良いと思います。
窓の向こうに隣家の外壁が見えるような設計をしていたり、道路に面した壁に大きな掃き出し窓を設けているようならちょっと…考えものかもしれません。
本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
すべての人に、豊かな人生を。
代表取締役
1976年11月19日生まれ/大阪府吹田市出身
京都造形芸術大学卒
趣味:おしゃれなカフェ・雑貨屋・インテリアショップ巡り、仕事。
<プロフィール>
明治14年創業、吹田市江坂の地で代々工務店を営む六代目です。学生時代は芸術に明け暮れていました。家業を継ぎ、建築の家づくりの奥深さに魅了され、住まいをとことん追求していこうと決意。住まいの在り方とは。家族の在り方とは。豊かさとは。生きるとは。四十を越え、家づくりの本質を日々追求しています。
現在は学生の頃からの付き合いのある妻と2人の娘、柴犬2匹(茶と黒)と楽しい日々をおくっています。
この二度とない人生をどのように生きたら、この世に生れて来た甲斐があるのかと自身に問うてみれば、やはり最後は「世のため人のため」にたどり着きます。
では、世のため人のために私にできることは何かと考えますと、自身の価値観を住まいづくりに活かし、ご縁を頂けたすべてのご家族を幸せに導くことだと思うのです。
愛と笑いと喜びに満ちた人生を自らが生き、その人生をより多くの人に伝え、届けていきたい。その想いの元、住まいの本質、在り方をこれからも追求してまいります。