こんにちは^ ^
田中工務店の波岡です!
今回は、秋山設計道場で二世帯の家の設計についてたくさん学びがありましたので、
そちらをブログにしていこうと思います^ ^
秋山設計道場とは
設計道場とは、1日目に実際の設計条件が用意された敷地を観察し、2日目の午前中にそれぞれが思うままに設計し、A3の用紙に手書きで図面を書きます。そのあと午後から、全員が発表を行い、秋山先生直々にご講評いただきます。
全国各地で開催され、各地域の地域性など自社とは違うやり方の様々な工務店の仲間とともに1泊2日で学習する、というものです^ ^
今回は大阪府にあるオギ建設さんで開催されました!
緊張の即日設計課題
今回の課題敷地は大阪!
田中工務店の施工エリアともとても近い場所での設計課題でした。
家族構成は、
ご主人30歳、奥さま27歳
ご主人の両親60代、ご主人の妹さん20代
の6人家族で、
1階に親世帯と妹さん、2階に子世帯が暮らす想定です。
条件は、車2台で来客用1台。自転車5台。バイク1台。
玄関2ヶ所、1階に仏間、2階にバルコニーがご希望でした。
秋山先生のプランからの学び
秋山先生のプランがこちら。
土間で繋ぐ二世帯と、20歳の妹さんの小屋。
フレキシビリティーなプランと、
妹さんの年齢的に、自分の空間がしっかり確保できる、
離れ的な居場所がいるという考え方がとてもいい学びになりました。
フィードバックから得たこと
私のプランはこちら。
先生のプランの後に見て欲しくない気持ちですが、
外階段で繋ぐ二世帯で、水回りの位置を同じにすることや、
南側に気持ちいい場所をつくること、
外と繋がるような設計にすることを心がけてプランしました^ ^
先生からフィードバックをいただいて、
1番考えさせられたのは仏間の捉え方です。
私自身、仏間が身近になく勉強不足だったのですが、
先生がおっしゃるには、
「仏間はお坊さんなど、家族以外の人が出入りする場所であるから、
玄関から行きやすい場所にあることが重要。」
ということでした。
なるほど、そう考えると私のプランは仏間が奥まっていて、
来客に生活の全貌を見られながら
仏間に入ってもらわないといけないことになるな。
今もう一度リプランするのなら、
土間と和室を繋がるように作れたら、、
和モダンないい空間ができそうです。。。^ ^
他にも個人的に反省点もたくさん、、、
ただ先生からは絵が上手くかけてると褒めていただけたので、
それはとても嬉しかったです^ ^
設計道場は毎回たくさん学びがあって、
他の工務店の方の考え方なども知れるので、
成長の機会をいただけることにとても感謝しています!
栗原くんと大城戸くんのプランはこちら^ ^
2人もいつも時間内に設計するだけでも大変なのに、
ちゃんと立面図まで書いて、ほんとにすごい。。
2人より長く学んでいる分、頑張らないと!と焦ってしまうくらい、
2人が力をつけています^ ^
二世帯の設計の心得
今回の設計道場で学んだことを、自分のメモとしてこちらに書き留めておきます!
・二世帯は8m×8mでなりたつ
・仏間は玄関から入りやすい位置に設計する
そして大きさと位置を大切にする
・土間を共有することの有効さ
・もともとの土地のあるもの(生垣や駐車スペースや門など)を生かしてさらに元気づけてやろう!という考え方
・何がやりたいのか見える図面にすることが重要
こうやってブログを書いていると改めて、
設計って楽しくて面白いなと、
すごくいい仕事だなと感じます^ ^
どんどん力をつけて、
この楽しさを十分に発揮しながら仕事ができるようになりたいです!
tanaka-komutenの二世帯「幸せの重箱ハウス」
実は田中工務店では以前、秋山先生に基本設計を依頼して
二世帯のお家を建てさせていただいた事例があります。
その二世帯が、まぁ素敵で。。
今回私たちがプランできたのもその事例を見ていたからというのが大きいです!
皆さんにも見ていただきたい。。。。
どちらの世帯も気持ちよく過ごせる、いい距離感の「幸せの重箱ハウス」。
二世帯って、玄関扉が二つ並んで、
ちょっと気も使うし、どうなんだろう、、、と
マイナスなイメージを持たれてる方も多いと思います。
ただ、外階段で繋がるこの二世帯や、
設計道場で知れた、先生の新しい二世帯のプランは
絶対にいい家だと、自信を持ってお伝えできます。
建売などでは手に入らないであろう、豊かな暮らしが手に入る
特別な価値あるものがこの二世帯にはあると
より確信できる機会になりました!
写真はまたインスタグラムにも投稿していくのでぜひご覧ください^ ^
最後までお読みくださりありがとうございました^ ^
すべての人に、豊かな人生を。
プランナー/2021年4月入社
1998年6月17日生まれ/岐阜県飛騨市出身
近畿大学・文芸学部文化デザイン学科
趣味:建築物巡り、居酒屋さん巡り、ショッピング、高校野球観戦、温泉
<プロフィール>
私は岐阜県飛騨市にある自然豊かな町であたたかい家族のもとに育ちました。高校卒業後、大学に進学するため大阪に訪れ、主にデザインやプロデュースなどの力を身につける空間デザインを専攻し、学んできました。
私が大切にしていることは人との巡り合わせです。それはこれまでの多くの出会いの中で今の自分が形成され、豊かな人生を送ることができているからです。その中で今、田中工務店の皆さんと縁あって巡り合うことができ、さらにこれからの人生が楽しみになりました。
私は育った環境やこれまでの人生で巡り合った人たちのおかげで、人よりも少しだけ感性が豊かになったと感じています。そしてそれが私の長所だと思っています。この長所を生かし私にしかできない役割を見出しながら、多くの人の豊かな人生を彩る家づくりをしていきたいです。よろしくお願い致します。