tanaka komuten.の田中です^^
今回は『半外空間の魅力と可能性(1)」についてお伝えしたいと思います。
昨今、アウトドアリビングや、ベランピング(ベランダでキャンプ)という言葉で表現されることもある半外空間ですが、弊社は並々ならぬ想いを持っていますので、複数回に分けてお伝えしていきます。
はじめに。
最近、キャンプが凄い流行っていますよね。自宅のウッドデッキやバルコニーで、おうちキャンプを楽しまれている方も多いかと思います。
家づくりを考える上で、多くの方が一度は検討するであろうウッドデッキ。家族でBBQしたり、子どもとビニールプールを楽しんだり、豊かな暮らし、人生をおくる上で、リビングとは別に家族が集まれる場所を設(しつら)えることはとても大切です。しかしながら、せっかく予算を掛けて作ったウッドデッキもいつしか使わなくなってしまうケースも。
それはなぜだと思いますか?
ウッドデッキが廃れていく理由は『屋根がないから』
結論から言うと『屋根がないから』です。屋根がないために、色々と面倒なことが後々おこってくるのです。その面倒とは、、、
・BBQの際、テーブルやイスの準備が大変
・夏場は暑くて出られない
・ウッドデッキのメンテナンス
ウッドデッキができて最初の数年間は、新鮮さがあるので、多少の面倒も気になりません。
しかし、3年、5年と経つと、、、段々と使わなくなってしまうんです。この『面倒』を手間として楽しめる人は、屋根がなくても大丈夫だと思います^^
屋根があるとBBQの準備が楽ちん
真夏にビーチに行かれた方なら分かるかと思いますが、ビーチに到着して、ビニールシートを敷いた次に、タープやテント(屋根)をたてませんか?
それからテーブルやイスを出しますよね。そうなんです。足元を整えた次に行うことは、屋根なんです。ウッドデッキも同じです。最大限楽しむためには屋根が必要です。
ウッドデッキに屋根があることで、
・テーブルやイスを出しっぱなしにできる
・夏もデッキを活用できる
・雨に濡れないのでメンテナンスフリー
合わせて外キッチンやミニ冷蔵庫を設置すると、
・外に出てすぐビールが楽しめる
・食器や洗いものを運ばなくてもいい
大切なのは、やりたいと思った時にすぐ行動に起こしたくなる設えが常にあること。デッキに屋根があるだけで、暮らしはとても豊かになります。
半外空間、アウトドアリビングの事例
▼モデルハウス[TIME]に設けた半外空間
▼弊社スタッフ自邸に設けた半外空間
▼住まいの写真集より|グランピングができる木の家
ウッドデッキの上に屋根があると暮らしがグッと豊かになります。ぜひ憶えておいてくださいね。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それでは、また^^
すべての人に、豊かな人生を。
代表取締役
1976年11月19日生まれ/大阪府吹田市出身
京都造形芸術大学卒
趣味:おしゃれなカフェ・雑貨屋・インテリアショップ巡り、仕事。
<プロフィール>
明治14年創業、吹田市江坂の地で代々工務店を営む六代目です。学生時代は芸術に明け暮れていました。家業を継ぎ、建築の家づくりの奥深さに魅了され、住まいをとことん追求していこうと決意。住まいの在り方とは。家族の在り方とは。豊かさとは。生きるとは。四十を越え、家づくりの本質を日々追求しています。
現在は学生の頃からの付き合いのある妻と2人の娘、柴犬2匹(茶と黒)と楽しい日々をおくっています。
この二度とない人生をどのように生きたら、この世に生れて来た甲斐があるのかと自身に問うてみれば、やはり最後は「世のため人のため」にたどり着きます。
では、世のため人のために私にできることは何かと考えますと、自身の価値観を住まいづくりに活かし、ご縁を頂けたすべてのご家族を幸せに導くことだと思うのです。
愛と笑いと喜びに満ちた人生を自らが生き、その人生をより多くの人に伝え、届けていきたい。その想いの元、住まいの本質、在り方をこれからも追求してまいります。