3/30、秋山設計道場150回記念会として、今回は鹿児島にある工務店「シンケンスタイル」にお邪魔する機会をいただきました。
※秋山設計道場とは、月に一度、住宅設計における巨匠:秋山東一を師に、全国の向上心高めの工務店が一堂に会し、設計や暮らしについて多くを学ぶことができる
シンケンスタイルとは、鹿児島県にて2000棟の実績を持ち、年間80棟施工している、名実ともに日本一の工務店でもあります。
そして、社長である迫さんは、秋山東一さんのもとで多くを学ばれた方です。
驚くことに何と!今回は記念会でしたので、井端明男さんも参加されました!
井端さんは北海道でアトリエアクという設計事務所を構えられており、秋山東一さんの一番弟子とも言われております。
そんな住宅設計界における巨匠たち
住宅設計における猛者たちが集う会です。
シンケンスタイルに集まり
住宅設計や暮らしについて
語り合う機会
そう、ありません。
飛び交う意見も刺激的でした。
そのような場に
設計素人の私が居合わせたのです。
そこで私は感じました。
「結局、家を建てて暮らすとは、一体どういうことなのだろうか」と。
専門的な話はさておき
家と暮らしについて改めて調べてみました。
家とは何でしょうか?
調べてみると
「人々が寝起きして生活を営んでいるところ。家族などが住んでいるところ。家屋敷、土地などを含んだ空間全体。また、特に自分の住まいとするところ。わが家。」
でした。
では、暮らしとは何でしょうか?
これも調べてみると
「日が暮れるまで時間を過ごす。時を過ごす。」
でした。
シンケンスタイルに集まった猛者の皆様の意見を踏まえて、自分のエッセンスを入れつつ解釈すると
家とは「家や建てる土地だけではなく、生活と住む地域全体を指し示すもの」
暮らすとは「自然摂理に則り、過ごすこと」
概ねこのあたりでしょうか。
行き着くところ
家で暮らすとは
「家の中に自然軸を取り入れて過ごせるかどうか、それが重要」であると思いました。
実際、家を建てるとなると、以下のような自然現象を取り入れることが目立ちます。
窓ひとつとっても、日当たりを考えますし、風の通りも考えます。
南向きの土地を選びがちにもなります。
街であっても、自然環境が整っている場所を選びがちです。
リビングなどで明るくもないのに、何故かキャンドルライトを灯火がちです。
人工的な素材より、自然素材を選びがちです。
どんな人が住んでいるのか、気になりがちです。
なんだかんだで、自然軸に従って家を建てる行為をしていることがよく理解できました。
機能性ばかりを追求する家ではなく
自然と共に暮らせて、季節を肌で感じられる家が、丁度良い家なんだと、改めて感じました。
行き着くところ、人も自然の一部です。
自然のように移り変わりゆく季節や天候があるように、人の心も移り変わりゆきます。
人は常に晴れ晴れとした心ではなく、どんよりと曇った心の時もあります。
土砂降りの雨のような時もあります。
そんな心の揺らぎを大切に醸し出せる家が、しっくりくるのかなぁと思いました。
家を建てて暮らすとは
心身ともに、限りなく自然体でいること。
いられること。
今回の研修に参加して
私はそう感じました。
すべての人に、豊かな人生を。

GM/暮らしの案内人/アウトドアインストラクター/ファミリープランナー
1982年2月20日生まれ/大阪府豊中市出身
前職:児童養護施設のケアワーカーとして16年間勤務
趣味:自宅のウッドデッキで七輪、キャンプ、トライアスロン、温泉地巡り、各地の美味しいものを食べること
<プロフィール>
2012年、田中工務店で自宅を建てました。その家づくりの経験を通して、お客様のサポートをさせて頂きます。
土地選び、学区・治安、公共・生活環境、実家までの距離etc…家を建てるまでに沸き上がった様々な課題から、家を建てた後によく耳にする「あ〜ぁ…あそこもっとこうしたら良かったなぁ」にならぬよう、実際に自宅を建てて暮らしているからこそ、私にはリアルな暮らし心地をお伝えすることができると考えます。また、暮らしとは家の機能以外にも、建てた後のソフト面、つまり『過ごし方』が大切となってきます。
私は、前職からたくさんのことを学びました。多様化する現代、自分のことや家族・子育・人生観などが大切だと理解していても、なかなか目ではみえにくいことがたくさんあります。それらに関する気持ちや考えも家づくりには大切な要素と考えます。
一生に一度と言われる家づくり、その住まいで『豊かな時間』を過ごしていただきたく、私はお客様の『暮らし』の付加価値の最大化に努めさせていただきます。モデルハウスでは実際の暮らしを体験頂けるよう、しっかりと準備をさせて頂きます。
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