tanaka komuten.の田中です^^
住まい + 暮らし + 良好な家族関係、この3本柱の提供を通じて『すべての人に、豊かな人生を。』を届けるプロジェクトを私たちはスタートしています。
今回は、3本柱の最後の1つ、良好な家族関係についてお伝えいたします。
なぜ人間関係は悪くなるのか
皆さんは日々の生活の中で、こんな経験や悩みはありませんか?
・怒りたくないのについ怒鳴ってしまう。
・帰りの遅い夫にイライラ…
・家族のために仕事を頑張っているのに妻が分かってくれない。
・他人の子どもと比較してしまう。
どんなに良い家や暮らしがあったとしても、いがみ合ったり、グチを言い合ったり、夫婦関係、親子関係がギスギスしていたら、豊かな人生は歩めませんよね。
私は選択理論という学問を学び、誰でも後天的に技術として体得することで、人間関係を良好にできることを知りました。
選択理論は、人の行動のメカニズムを紐解いた心理学で、『すべての行動は自らの選択である』と考える心理学です。行動を選択できるのは自分だけなので、他人の行動はコントロールできないし、他人に自分をコントロールさせることもできない。
そのため、問題が発生した時には相手を受け入れ、交渉することで解決します。
例えば、親が子どもに「片付けなさい!」と注意したとします。
子どもはしぶしぶ片付けてくれました。この時、親は子どもをコントロールできたと感じ、その次もその次も「片付けなさい!」と注意します。
そのうち、子どもが片付けなくなった時、コントロールが効かなくなったと思い、更に強い刺激、片付けない場合の罰や、手を挙げるなど暴力でコントロールしようとします。
結果、子どもとの良好な関係を失っていることに気付けていない方が非常に多い。
「自分は正しい」という考え方に問題がある事を知る
選択理論では、他人(子どもも他人)はコントロールできないと明言しています。
「片付けなさい!」と言われた際、子どもは片付けないと怒られるのがイヤなので、片付けることを『選択』しています。決して、あなたの言葉でコントロールできているわけではないのです。
この一連の流れで、一番問題になっている部分はどこでしょう?
それは「出した物を片付けないことは悪い」という自分の正しさを押しつける考え方に問題があります。夫婦関係しかり、親子関係しかり、人間関係が悪くなる源は、『相手が間違っていて、私が正しい。』という考え方にあります。
正しさは人の数だけ存在しているので、『こうでなければいけない』という握りしめた正しさをどれだけ手放せるかがとても大切です。
家族関係を良好に保つ秘訣はこちらのブログ『セルフコントロール力を高める』で公開しています。
多くの親は子どもを愛するがゆえに、怒鳴ってしまったり、無理やり塾や進路を決めてしまったり、子どもをコントロールしようとしています。
選択理論では、「子どもは自らの選択で行動しており、子どもはコントロールできない」と考えます。
かくいう私も、子どもに対して自分の正しさを振りかざすことがありました。それもすべて子どもの幸せを願う気持ちからでした。
選択理論を体得し実践していく中で、人間関係は技術でよくできることを知り、私は自らの間違った考え方を自ら修正することができました。
この実体験から、良好な家族関係・人間関係は、いつからでもどこからでも、技術で手に入れる事が可能であることを、勉強会やイベントなどで住まい手さんに伝えていきたいと思っています。
なぜなら、豊かな人生には良好な家族関係が必須であると考えるからです。
本日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それでは、また^^
すべての人に、豊かな人生を。
代表取締役
1976年11月19日生まれ/大阪府吹田市出身
京都造形芸術大学卒
趣味:おしゃれなカフェ・雑貨屋・インテリアショップ巡り、仕事。
<プロフィール>
明治14年創業、吹田市江坂の地で代々工務店を営む六代目です。学生時代は芸術に明け暮れていました。家業を継ぎ、建築の家づくりの奥深さに魅了され、住まいをとことん追求していこうと決意。住まいの在り方とは。家族の在り方とは。豊かさとは。生きるとは。四十を越え、家づくりの本質を日々追求しています。
現在は学生の頃からの付き合いのある妻と2人の娘、柴犬2匹(茶と黒)と楽しい日々をおくっています。
この二度とない人生をどのように生きたら、この世に生れて来た甲斐があるのかと自身に問うてみれば、やはり最後は「世のため人のため」にたどり着きます。
では、世のため人のために私にできることは何かと考えますと、自身の価値観を住まいづくりに活かし、ご縁を頂けたすべてのご家族を幸せに導くことだと思うのです。
愛と笑いと喜びに満ちた人生を自らが生き、その人生をより多くの人に伝え、届けていきたい。その想いの元、住まいの本質、在り方をこれからも追求してまいります。