tanaka komuten.の田中です^^
住まい + 暮らし + 良好な家族関係、この3本柱の提供を通じて『すべての人に、豊かな人生を。』を届けるプロジェクトをスタートしていることは、以前よりお伝えしていますが、先日『住まいについて』私たちが大切にしていることをお伝えしました。
今回は『暮らし』の重要性についてお伝えさせていただきます。
家づくりを考えはじめるきっかけ
皆さんが家づくりを考えはじめられたきっかけって何でしょうか?
・家賃がもったいないから
・賃貸部屋が手狭になってきたから
・子どもが小学校にあがる前にあせって
など、それぞれ理由がありますよね。
マイホームの購入時期に関するアンケートがマイナビニュースに掲載されていました。
Q.何歳のときに家を購入されましたか
1位「30歳以上~35歳未満」(31.3%)
2位「35歳以上~40歳未満」(21.1%)
3位「25歳以上~30歳未満」(17.1%)
Q.次のうち、どのタイミングで家を購入するのがベストだと思いますか?
1位「妊娠前」(30.5%)
2位「3~5歳」(27.7%)
3位「0~2歳」(14.5%)
弊社に家づくりをご相談される方では、子どもの誕生・成長などのライフステージの変化に対応するため家づくりを検討されている方が多いです。中には結婚してすぐに家づくりを検討されるご夫婦もいらっしゃいます。
弊社スタッフの野本さんがまさにそうで、8年前に私と家づくりがスタート(野本さんの家は私が設計しました)した時、ご夫婦2人だけでした。今はこんな幸せ家族に^^
まだ子どものいない段階で家づくりとは「意識がとても高い方だなぁ」と当時、感じていました。
住まいは子どもにとっての『止まり木』
その野本さんに先日、
「どうして子どもがまだいない時に家づくりを検討されたんですか?」
と質問すると、
「私は幼い頃、一度東京に転勤しており、故郷とよべる家がなかった。子どもが産まれる前に家を建て、止まり木を作ってあげたかったんです。今から建てる家が実家であることを示したかった。」
この言葉にハッとしました。
親のタイミングで家を考えるのではなく、子どもへの影響を重視していることに!
私たちは常々、家を建てることは、いい時間を手に入れることだとお伝えしています。よい暮らしを送ることのできない家に身をおくということは、それだけで、家族との上質な時間を損失している。上質な時間とは、かけがえのない家族とのかけがえのない思い出に他なりません。その思い出の総量は、家族と過ごす時間×豊かな時間を生む設え(しつらえ)で表すことができるのです。
子どもが幼い時から、家族でどれほど豊かな時間を思い出として共有できているかどうか。子どもの記憶に原体験として残るかどうか。ここが本当に本当に大切なんです。子どもが育ち、成人となった際、両親と豊かな空間で共に過ごした記憶は一生残り、親子関係を繋ぎ止めてくれる何物にも代え難いものになるのです。
野本さんの言う
「子どもにとっての止まり木をはやく用意してあげる」
この言葉は家づくりの格言だと思います。
あなたが、40になり、50になり、60になった時、
もっと家族と思い出をつくっていれば…
もっと家族との時間を大切にしていれば…
そう後悔しないように。そう悔いを残さぬように。
〜すべての人に豊かな人生を〜
本日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それでは、また^^
すべての人に、豊かな人生を。
代表取締役
1976年11月19日生まれ/大阪府吹田市出身
京都造形芸術大学卒
趣味:おしゃれなカフェ・雑貨屋・インテリアショップ巡り、仕事。
<プロフィール>
明治14年創業、吹田市江坂の地で代々工務店を営む六代目です。学生時代は芸術に明け暮れていました。家業を継ぎ、建築の家づくりの奥深さに魅了され、住まいをとことん追求していこうと決意。住まいの在り方とは。家族の在り方とは。豊かさとは。生きるとは。四十を越え、家づくりの本質を日々追求しています。
現在は学生の頃からの付き合いのある妻と2人の娘、柴犬2匹(茶と黒)と楽しい日々をおくっています。
この二度とない人生をどのように生きたら、この世に生れて来た甲斐があるのかと自身に問うてみれば、やはり最後は「世のため人のため」にたどり着きます。
では、世のため人のために私にできることは何かと考えますと、自身の価値観を住まいづくりに活かし、ご縁を頂けたすべてのご家族を幸せに導くことだと思うのです。
愛と笑いと喜びに満ちた人生を自らが生き、その人生をより多くの人に伝え、届けていきたい。その想いの元、住まいの本質、在り方をこれからも追求してまいります。