tanaka komuten.の田中です^^
先日、モデルハウス [TIME]にて、これからの時代の生き方・住み方を伝えるための動画制作の撮影日でした。
弊社スタッフ野本さんのご家族に全面協力頂き、丸一日かけて撮影しました。とても良い動画ができそうです。また完成しましたらご紹介させてください。
子ども部屋はいらない
今回は、家づくりで豊かな人生を手に入れるために必要な3本柱の1つ「住まい」から、『子ども部屋はいらない』というテーマでお伝えさせていただきます。
厳密にいうと、子どもが幼いうちは子ども部屋は不要。という意味です。
まず始めに、子ども部屋が必要になる時期というのは子どもが「部屋が欲しい」と言う年頃のことを指します。
だいたい中学1年生くらいでしょうか。それから大学4回生まで活用したとして、子ども部屋が必要な期間は13〜22歳の約10年間になります。
この僅か10年間のために、生涯、子ども部屋という部屋名に縛られた空間をつくること自体、ちょっとナンセンスだと思いませんか。
子どもが幼い頃に必要な空間は、想像力を高める『遊び場』です。
子どもが小さい頃は、家中、おもちゃで溢れかえります。片付けても片付けても散乱します。悲しいくらい散乱します。
スマートな暮らしをイメージしてたのに、現実は、オモチャだらけ…
片付けないのが本来の子どもであるのに、「片付けなさい!」と何度も言うのはほとほと疲れるのです。
だったら、片付けなくてもいい遊び場が備わっていれば最高じゃない?という事です。
子どもが幼いうちは、子ども部屋でなく、想像力を高める遊び場にしてあげる。
そして、必要になったころに、家具や板一枚で間仕切ればいいんです。
住まいはもっと柔軟に考えていい。家族のライフスタイルの変化に対応できる住まいにしておくのがポイントです。
失敗しない子ども部屋のあり方
では、子ども部屋をどのように捉えたらよいのでしょうか。
私たちの考える理想の子ども部屋は、家族やライフスタイルの変化に対応できる空間にしておくことだと考えています。
まだ子どもが生まれていない時、又は幼い時に家を建てる場合は、フリースペースとして遊び場所にしてあげましょう。オモチャをたくさん用意してあげて、子どもの想像力が育まれるようにしてあげるのがベストです。
そして、小学生頃になったら、フリースペースを収納家具で軽く間仕切り、勉強スペースを用意してあげる。LDKと完全に間仕切らずに、気配が感じられるのが理想的です。
中学生になった頃、同性の兄弟であれば、軽い間仕切りのままで大丈夫なケースも大いにあり得ます。
男の子、女の子の兄妹の場合は、子ども達から間仕切ってほしいと要望がくるかもしれません。その場合は、木の板などで柔らかく仕切り、子どもが将来巣立っていった後、元に戻せるようにするのが理想です。
工務店に家を依頼するメリットとして、このような間仕切り工事など、数年後の小さな工事にも対応してくれるところが挙げられます。
不動産屋さんで購入した建売住宅ではこうはいきません。
間仕切り工事とかまずしてくれません。それはなぜか。
土地を売ることが商売だからです。
最初から子ども部屋を設けていれば、誰も文句を言わないからです。
文句の出にくい最大公約数で家を考えているんですね。そこに住む家族の豊かな暮らし、豊かな人生まで考えていません。
良い工務店、良いプランナーは、家族のライフスタイルに寄り添った提案をしてくれるものです。
家づくりで子ども部屋を考えるときは、今日の話をぜひ思い出してくださいね。
本日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それでは、また^^
すべての人に、豊かな人生を。

代表取締役
1976年11月19日生まれ/大阪府吹田市出身
京都造形芸術大学卒
趣味:おしゃれなカフェ・雑貨屋・インテリアショップ巡り、仕事。
<プロフィール>
明治14年創業、吹田市江坂の地で代々工務店を営む六代目です。学生時代は芸術に明け暮れていました。家業を継ぎ、建築の家づくりの奥深さに魅了され、住まいをとことん追求していこうと決意。住まいの在り方とは。家族の在り方とは。豊かさとは。生きるとは。四十を越え、家づくりの本質を日々追求しています。
現在は学生の頃からの付き合いのある妻と2人の娘、柴犬2匹(茶と黒)と楽しい日々をおくっています。
この二度とない人生をどのように生きたら、この世に生れて来た甲斐があるのかと自身に問うてみれば、やはり最後は「世のため人のため」にたどり着きます。
では、世のため人のために私にできることは何かと考えますと、自身の価値観を住まいづくりに活かし、ご縁を頂けたすべてのご家族を幸せに導くことだと思うのです。
愛と笑いと喜びに満ちた人生を自らが生き、その人生をより多くの人に伝え、届けていきたい。その想いの元、住まいの本質、在り方をこれからも追求してまいります。
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